≪プラントってどんなモンスター?≫
IMaのプラントは弱め?そんなことないよ!
プラント種全体の特徴として『ライフがよく伸びる』『非常に長寿であること』『ガッツ回復速度が早い』が挙げられます。
ライフが特に高く成長し、かしこさと命中が平均的な成長を見せます。
逆に回避はやや伸びづらく、ちからと丈夫さに至ってはピーク以外ではほとんど伸びません。
言い換えれば、回避が高く伸びる種族と合体したプラント種は中々育てやすいと言えます。
エサはミルクもどき、サカナもどき、ビタミンもどきが好き、ジャガもどきとゼリーもどきは普通ニクもどきは嫌いなようです。
再生するための条件はとくに無く、最初から育成が可能です。
成長タイプは早熟が基本となります。
≪プラントは寿命が長いって聞くけど?≫
プラント種の中で最も寿命が短いのは370週の以下の3種です。
・『キンプンソウ』(プラント×ガリ)
・『モノクロッカス』(プラント×モノリス)
・『ジャアクソウ』(プラント×ナーガ)
短命な種でも7年以上生きますし、最も長寿な純血プラントは450週なので9年生きる計算になります。
≪冒険に最適って聞くけどホント?≫
ライフとかしこさが伸びやすいよ!
プラント種は成長タイプが『早熟』なモンスターが多いです。
早熟はピークの期間が短い上に寿命の40%程度でピークが終わるので、パラメータを大きく伸ばすのが苦手です。
(具体的に言うと、例えば400週の寿命=8歳まで生きる場合、その40%、つまり160週=3歳ちょっとでピークが終わります)
冒険においては『ライフ:300』『ちから:300』『かしこさ:500』あれば十分です。
ちからが伸びやすい種は少ないですが、ライフが特に伸びやすいので行動力が高くなります。
かしこさは伸びやすさこそ平均並みですが、重トレーニングのめいそうで大きく伸ばすことができます。
かしこさが低いと探索で中々アイテムを見付けられなくて非常にイライラさせられますが、逆にかしこさが高いと探索が非常にスムーズになるのに加えて、特定の隠し通路を解放して近道を見付けてくれることもあります。
ちからは障害物を破壊するのに必要ですが、ちからが1でも回数をこなせば破壊できますし、ちからを捨ててライフに特化するのもありです。
何度も冒険に出られる!
成長タイプが早熟の場合は成長のピークが寿命の40%で終わってしまいます。
しかし、逆に言えば成長のピークを過ぎたあとは60%の寿命が残っていることになります。
ある程度育成は済んでいるので、修行や大会に何度も出られるのもメリットとなります。
そして何よりも寿命が多く残っているということは、冒険に行ける回数も多くなります。
隠しモンスターの解放は修行や冒険が絡むことが多いので、プラントだけで隠しモンスターをたくさん解放する
こともできます。
お金稼ぎもできるよ!
大会や冒険に多く出られるということは、それだけ多くお金を稼ぐことができるということでもあります。
秋と冬のパパス杯はもちろん、冒険での金策も容易です。
四大大会に出ずとも、毎年4万G以上を稼ぐこともできます。
黄金モモ、白銀モモも簡単に取れるよ!
寿命を1年延ばす黄金モモ!プラントはもともと長寿だけど、もっと長く育てられるよ!
冒険しやすいということは、当然黄金モモも入手しやすいということです。
パパス雪山の冒険では『金のかたまり(6,000G)』『銀のかたまり(4,000G)』奥地に行けば『だんろ石(5,000G)』など、金策に貢献するアイテムがたくさん手に入ります。
パレパレジャングルでは、銀のかたまりを拾えることがあるので金策もできますし、何よりも『黄金モモ』を拾えます。
しかも黄金モモは1個4,500Gで売却できるので、1回の冒険で複数入手したり、既に所持している状態で冒険に出て拾った2個めを売るなどのお金稼ぎもできます。
さらに長寿であることのメリットの1つとして『6歳3ヶ月以上のモンスターのみが出場できるシルバー杯にも参加しやすい』ということが挙げられます。
プラント種は、しっかり育ててあげれば最低でも7年は生きてくれますし、黄金モモをあげればそれだけで8年です。
1匹で白銀モモを2つ取ることもできます。
≪どの技を覚えれば良いの?≫
プラント種は全体的にちからが伸びにくいので、かしこさ技を中心に修得しましょう。
一部かしこさよりもちからの方が伸びやすい種もいますが、こちらは超必殺技のフェイスドリルや大ダメージ技のコンビネーションが使いやすいです。
ドレイン:超必殺技(ワル技)
超必殺技のドレイン。文字通りの必殺技。撃てば勝つ!
Bランク以降のメインウェポンです。
習得可能になったらドレインの習得を優先しましょう。
成長のピークを過ぎてランクを上げ始める頃からカクテルグミの投与を始めて、Bランク昇格と同じくらいに激ワルになると手間が省けます。
威力はそれなりですが、近接距離で唯一のかしこさ技です。
これ以外は遠距離にしかかしこさ技が無いので、ドレインの有無でバトルの難易度が大きく変わるといっても過言ではありません。
そして最大の特徴が、名前の通り相手に与えたダメージ分、自分のライフを回復するドレイン技だということです。
火力低いプラント種にとっては、判定負けしそうな時でもドレインでライフを吸収することで、形勢逆転できるような場面も多くあります。
消費ガッツは50とかなり高いですが、プラント種はガッツ回復速度が速いモンスターが多いので、あまり問題にはなりません。
種ガン、種マシンガン:クリティカル技
非常に使い勝手の良い種ガン。意外と火力も高い!
序盤~Bランクまでのメインウェポンとなります。
ドレインを習得したあとも牽制に使えますし、ふきとばされて距離が空いた場合にも運用できます。
種マシンガンは種ガンを一定回数使い込まなければ修得できない上に、ヨイ技なのでヨイモンであることも条件に加わります。
とはいえ普通に育成していれば自然とヨイモンに育つでしょうし、ブラント種はヨイモンが多めなのであまり気にしなくても大丈夫でしょう。
ミツ、花粉:ガッツダウン技
バカにできないガッツダウン技。花粉で完封できる相手も多いよ!
ガッツ回復が早いプラント種において、これらのガッツダウン技もメインウェポンとなり得ます。
ドラゴン種やゴーレム種などのガッツ回復速度が遅いモンスターには、ガッツ回復以上にガッツを削れるので完封することもできて非常に有効です。
反面、ピクシー種やホッパー種などのガッツ回復速度が速いモンスターには、あまり効果がありません。
≪結局どのプラントを育てるのがおすすめなの?≫
『ベニヒメソウ』
前作最強!いや、ホントに強いです。
ピクシーと合体したプラント種です。
寿命は390週あり、成長タイプは早熟。ガッツ回復が非常に早いです。
カード説明にも記載があるように、FIMBA(前作)最強と呼ばれていました。
成長適性はピクシーのライフの低さに引きずられてしまい、プラント種の長所であるライフの伸びが平均並みまで落ちてしまっていますが、代わりにかしこさが伸びやすくなり、回避も平均クラスまで伸びるようになっています。
『ウサギソウ』
ちから型のプラントを育てるならオススメ!
ハムと合体したプラント種です。
回避の伸びが良くなり、寿命は390週と8歳近くまで生きることと、プラント種の中で唯一かしこさよりもちからの方が伸びやすいです。
初期ヨイワル値の関係で、限界までワル方面に振り切ってようやくドレインを修得できるくらいのヨイモンです。
ただ、ウサギソウの場合はフェイスドリルやコンビネーションを主軸として戦うことになるので、かしこさ技のドレインを無理に習得する必要はありません。
冒険をしない、ヨイワル調整をしてドレインを習得するのが面倒といったブリーダーにはおすすめです。
ドレッドハーブ
特殊個体が本当に強い!
プラント種のレアモン、ドレッドハーブです。
詳細は後述の特殊個体のところで説明します。
特殊個体をどちらのCDで再生するかによって異なりますが、要点はドレインの有無と寿命の長さですね。
ドレインの修得が面倒なら『グラヴィオンツヴァイ』、性格矯正の手間を惜しまないなら『涙の種、笑顔の花』がおすすめです。
≪そういえば、レアモンや特殊個体が再生できるCDは何があるの?≫
『Rock’ n Rouge/松田聖子』
『ベニヒメソウ』
集中と余裕の状態変化を持ち、初期技に花粉を備えています。
成長タイプが早熟から普通となり、通常のベニヒメソウより寿命が40週長い430週。
ライフが伸びやすくなり、ちからと丈夫さも平均までは届かないものの、それなりに伸びやすくなっているなど、成長適性においてかゆいところに手が届いています。
初期ワルモンですが、レアモン以外で純粋に高いパラメータのプラント種を育てるならこの子が1番ではないでしょうか。
『「超重神グラヴィオンツヴァイ」オリジナルサウンドトラック 最強合神!アルティメット・エディション/TVサントラ』
『ドレッドハーブ』
初期ドレイン持ち!これだけでも反則級の強さ!
ドレッドハーブを再生できるCDはいくつかありますが、中でもこれが特におすすめです。
なんと、超必殺技であるドレインを最初から修得しています。
それだけではなく、重トレーニングのめいそうとトーブル海岸での修行が得意となっておりパラメータの成長にボーナスが付きます。
さらに成長率も通常のベニヒメソウと同等と、申し分無いです。
寿命が410週とプラント種の中では平均的で、成長タイプは早熟です。
余談ですが、CDタイトルがとても長いですが『超重神グラヴィオンツヴァイ』で検索してもヒットします。
『涙の種、笑顔の花/中川翔子』
『ドレッドハーブ』
ドレインは持ってないけど、長生きするよ!
同じくレアモンのドレッドハーブですが、中身が色々と異なります。
こちらのドレッドハーブはドレインこそ習得していませんが、初期技に種ガンを搭載しています。
そして先述のドレッドハーブとの大きな違いが、寿命が460週で50週も長く、成長タイプが『早熟』から『普通』になっていることです。
回避はやや伸びにくいですが、純粋に1年分長く生きることと、成長タイプが普通になりめいそうのトレーニングが得意なので、パラメータ的にも強く育ちます。
ドレインを修行で修得するにしても、お釣りが来るくらいです。
≪実際に育成してみよう!≫
さて、それでは実際に育ててみようと思います。
今回は寿命の長さを最重要視して『涙の種、笑顔の花』から再生されるレアモン『ドレッドハーブ』を育成してみようと思います。
この個体の情報を以下にまとめておきます。
寿命:460週(約9年)
成長タイプ:普通
ライフ:B(やや伸びやすい)
ちから:D(やや伸びにくい)
かしこさ:C(平均並み)
命中:C(平均並み)
回避:D(やや伸びにくい)
丈夫さ:C(平均並み)
好きなエサ:ミルクもどき、サカナもどき、ビタミンもどき
ガッツ回復速度:8(かなり早い)
初期修得技:種ガン
0歳0ヶ月~0歳10ヶ月 走り込みでライフを鍛える!(第1段階)
成長段階が第1段階の間は成長率が低いので、最も成長しやすいライフを伸ばします。
1週目~3週目に走り込みをして4週目に夏美草を与えてから休養をします。
お金に余裕があれば、フルーツグミを繰り返し与えて、ヨイモンに育ちやすくすると良いでしょう。
トレーニングでズルをする確率が下がり、大成功の確率が高くなります。
0歳10ヶ月~1歳10ヶ月 めいそうと猛勉強!かしこさを鍛える!(第2段階)
ライフがそれなりに伸びたよ!まだまだこれから!
第1段階でライフを270程度まで鍛えたら、今度はかしこさを伸ばします。
目安はかしこさが400くらいになるまでです。
トレーニングのローテーションは『1週目にめいそう』『2、3週目に猛勉強』4週目は休養します。
また、アイテムは『2週目にカララギマンゴー』『4週目に夏美草』を投与します。
いわゆる『重軽軽休ローテ』ですね。
1歳10ヶ月~3歳0ヶ月 かしこさを中心に命中も伸ばす!(第3段階)
少しずつかしこさが伸びてきた!もっと伸びるよ!
第2段階でかしこさを400程度まで上げられたら、今度は命中も一緒に伸ばしていきます。
目標は命中とかしこさ両方とも550前後です。
この第3段階と次の第4段階の期間はかなり長いので、修行の案内が来たら技も覚えてしまいましょう。
パレパレジャングルの修行を2回行い『ミツ』『花粉』の修得を目指します。
今回育成しているドレッドハーブは初期技として修得しているので省きますが、他の種であればパパス雪山で『種ガン』を先に修得しておきましょう。
もし修行のあとにノラモンが出現した場合、威力のある技が無いので、勝ち目が無くなってしまいます。
修行から帰ってきたら、まずビタミンもどきでストレスを大きく減少させます。
1週目は疲労の蓄積が大きいので『オイリーオイル』を与えて休養。
2週目と3週目は軽トレーニングをして、4週目に『夏美草』を与えて休養。
これで寿命の消費を最小限に抑えつつ、翌月から元のトレーニングローテーション(重軽軽休ローテ)に戻ることができます。
3歳0ヶ月~4歳7ヶ月 さらにかしこさと命中を伸ばす!(第4段階)
かしこさと命中が良い感じ!Aランクも突破できそう!
かしこさは目標まで届きましたが、パレパレジャングルの修行で第3段階の期間が少なくなった分、命中が伸び切りませんでした。
でも気にせずそのままめいそうとしゃてきを続けて、かしこさと命中を鍛え続けます。
途中でめいそうのトレーニングランクが『☆☆☆』になります。
ここまで来るとめいそうの成功率が激減しますので、トレーニングのローテーションを変更します。
第1段階の頃と同様に1週目~3週目までしゃてき、4週目は夏美草を与えて休養します。
4歳7ヶ月~7歳6ヶ月 成長のピーク到来!徹底的に回避を鍛える!
ここから一気に回避を伸ばすよ!目指せ800!
成長のピークに入ったら、伸びにくい回避を800辺りまで徹底的に伸ばします。
重軽軽休ローテの方が伸びますが、お金があまり無くても可能な軽軽軽休ローテでも十分に回避を鍛えられます。
ピーク開始から1年が経過したら黄金モモを与えてトレーニングを再開します。
1年が経ちました!黄金モモを食べてもっともっと鍛える!
ここからさらに半年が経過したら白銀モモを投与してトレーニングをを継続します。
かなり回避が伸びてきた!白銀モモを食べてあと少し!
回避を伸ばし切ったら、しゃてきに切り替えて限界まで命中を伸ばしていきましょう。
さらに命中が育ち切ったら今後はかしこさ、次いでライフを高めていきます。
7歳6ヶ月~ いよいよ公式戦!
回避が目標の800に到達!ピークが終わったので、あとは目指せ殿堂入り!
ピークが終了して、かなり実戦的な仕上がりになって来ました。
ライフがやや低めですが、伸ばしやすいので後から伸ばしても問題ありません。
少しでも伸びる内にかしこさを伸ばし切ってしまいましょう。
そしてそろそろ公式戦に出てランクを上げていきます。
ここまででヨイモンになっているはずなので、ワル技のドレインを修得するために性格をワルにしないといけません。
ここで忘れてはいけないのが『カクテルグミ』の投与とズルを叱らないことです。大成功は褒めましょう。
褒めるとヨイモンに近付いてしまいますが、褒めないとストレスが溜まってしまいます。
ローテーションは1週目~3週目の軽トレーニングの際にカクテルグミを与えて、4週目は変わらず夏美草と休養のセットです。
カウレア火山の修行に行って超必殺技『フェイスドリル』を先に修得しておくと、ドレインを修得可能な状態かどうかを判断できるので楽になります。
性格をワルにして無事にドレインを修得できたら、試し撃ちを兼ねてSランク、四大大会と歩を進めましょう。
命中も悪くなくライフ吸収攻撃な上に威力もそれなりにあるので、一撃でKOされない限りほぼ負けが無くなるのは本当に凶悪な性能と言えるでしょう。
ただ、若干ライフが低めなのが気になりますが・・・
四大大会といえど、火力が高くない技ならライフが最低400あれば何とか1撃は耐えられますし、火力が高い技はそもそも当たりません。
なので、避けられなければ耐えてドレインで済みます。
『ガッツが溜まったらドレイン』
これをするだけでラストまで戦い抜けます。
ポリトカはもちろん、モストのKOも狙えます。
最終的にこうなったよ!無事に殿堂入りできたし、お疲れさま!
≪結論:ドレイン最強!≫
得意技は種ガンだけど、四大大会はドレインで無双!
特殊個体以外のプラント種は、Bランクに到達するまで遠距離にしかかしこさ技が無いのが曲者です。
初期技が2つともちからタイプで威力も最低レベルなので、合体で技を継承するか、修行で習得(ダメージ的に事実上クリティカル技の『種ガン』一択)しなければなりません。
そしてBランク昇格後にドレインを習得してようやく遠近両方で戦えるようになりますが、ドレインの習得も大変です。
性格がワル(激ワルに近い)でなければ習得できないのですが、普通に育成しているとヨイモンになってしまいます。
なので修行の前にアイテムを繰り返し投与して性格の矯正を行い、ドレインを習得したらまたヨイモンに戻すといった工程が必要となります。
ドレイン習得のためにこの手間を惜しむかどうかで、プラント種の強さが変わると言っても過言ではないほど、ドレインはプラント種にとって重要な技です。
そういう意味でも『グラヴィオンツヴァイ』から再生されるドレッドハーブは優秀と言えます。
手間を惜しまないのであれば、育てやすい『涙の種、笑顔の花』から再生されるドレッドハーブが良いでしょう。
今回はプラント種の育成解説となりました。
次回もお楽しみに!