ウマ娘の育成記事です。本記事ではナイスネイチャ[ポインセチア・リボン]のオススメ育成方法とオススメサポート編成5選を紹介してます。
ナイスネイチャ[ポインセチア・リボン]の性能
ナイスネイチャは中距離と長距離に適性があるウマ娘です。
また、差しに適性があるため、スピード・スタミナ・パワーと多岐にわたるステータスが求められます。
パワーに+20%、賢さに+10%と差し向けの成長率で、ナイスネイチャとは噛み合っています。
初期ステータスはスピードとパワーが高く、スタミナと根性が低いです。
初期レアリティは☆1と最も低く入手難易度が低いため、才能開花をおこないやすいといえます。
固有スキル
☆1〜2:アタシもたまには、ね?
効果:レース終盤で3番手の時に負けそうになると闘志に火が付き速度が少し上がる
☆3〜5:きっとその先へ…!
効果:レース終盤で3番手の時に負けそうになると闘志に火が付き速度が上がる
ナイスネイチャの初期レアリティは☆1なので、2回才能開花させると固有スキルが変化して、スキルの効果が強化されます。
ナイスネイチャの固有スキルは、他のウマ娘の固有スキルと比べてタイミングや順位などが明確に記載されていて、分かりやすいです。
ちなみにレース終盤というのは、下記画像のようにGOALから見て1つ目の縦線とGOALの間のことです。
また、「3番手の時に負けそうになる」というのは、「自分が3位の時に4位と1バ身差」のことを指します。
これは後ろから追いつかれた時だけでなく、追い抜き後にも発動するので、ナイスネイチャの適性である作戦・差しであれば、ほぼ間違いなく発動します。
発動条件が緩くタイミングも終盤全部と広いので、優秀な固有スキルであるといえます。
初期スキル
小倉レース場◯
効果:小倉レース場が少し得意になる
ささやき
効果:レース中盤にすぐ前のウマ娘をわずかに戸惑わせる<中距離>
鋭い眼光
効果:レース終盤に他のウマ娘がわずかに動揺する<作戦・差し>
覚醒スキル
覚醒Lv2:差しためらい
効果:レース終盤に作戦・差しのウマ娘をためらわせて速度をわずかに下げる
覚醒Lv3:魅惑のささやき
効果:レース中盤にすぐ前のウマ娘を戸惑わせる<中距離>
覚醒Lv4:小休憩
効果:レース終盤に持久力がわずかに回復する
覚醒Lv5:八方にらみ
効果:レース終盤に他のウマ娘が動揺する<作戦・差し>
チーム競技場での役割
チーム競技場でナイスネイチャを運用する場合、適性どおりに「中距離・差し」で運用することをおすすめします。
ナイスネイチャは長距離適性もAなのですが、スタミナと根性に成長率補正がないので、中距離での運用が無難でしょう。
覚醒スキルで「魅惑のささやき」と「八方にらみ」という、2つのレアデバフスキルを解放できます。
チーム競技場は団体戦なので、デバフスキルの効果は自分のウマ娘には効かず、相手のウマ娘にのみ効果があります。
これらのデバフスキルで相手を妨害して仲間の順位を上げ、自身も5着以内の入賞を目指すのが、チーム競技場におけるナイスネイチャの役割になります。
おすすめのトレーニング・スキル・サポートカード
おすすめのスキルや、序盤はどのトレーニングからおこなうべきかを、ナイスネイチャの目標レースを踏まえながら紹介します。
トレーニングの優先度と目標レースについて
ナイスネイチャの目標レースは、長距離の菊花賞と有馬記念が含まれているので、やや難易度が高いです。
ナイスネイチャの固有スキルは優秀なので、固有スキルを発動させるために終盤まで失速しないよう、スタミナは優先的に上げていきましょう。
幸い、シニア級の「中日新聞杯」と「有馬記念」以外は3着以内で目標クリアなので、運悪くブロックされて負けたとしても、コンティニューを繰り返せば突破できます。
作戦・差しは、ステータスが低い序盤であまり勝率が高い作戦ではないのですが、それを嫌う場合は先行の適性を因子継承で上げておくと、やや難易度が下がるかと思います。
パワーに成長率20%の補正がかかっているので、スピードトレーニングをおこなうと、自然にパワーも上げることができます。
スタミナ > スピード・パワー > 賢さ > 根性
以上の順にステータスを上げていくといいでしょう。
獲得スキルの優先度
ナイスネイチャはデバフスキルが特徴のウマ娘なので、ヒントLvが3以上になったデバフスキルからどんどん獲得していきましょう。
また、「鋭い眼光」とその上位互換スキルの「八方にらみ」は、ヒントを得る予定がなければ、最優先で上げてしまっても大丈夫です。
これら2つのスキルはレース終盤、視界内の他ウマ娘全てを動揺させて持久力を減少させます。
「八方にらみ」はナイスネイチャ特有のレアスキルであり、相手のスタミナ切れによる失速を狙える優秀なスキルなので、優先的に獲得しても問題ありません。
しかし、デバフスキルの中には特定の作戦にしか効果のないものもあります。
覚醒Lv2で解放される「差しためらい」がこれにあたり、効果範囲が限定的なので、優先度はやや低くなります。
目標で長距離レースに出走する必要もあるので、回復スキルも獲得しておきましょう。
ここまでの話を踏まえて、獲得スキルの優先度は以下のようになります。
デバフスキル(広範囲) > 回復スキル > 速度上昇スキル > デバフスキル(狭範囲)
上記はあくまでも目安となる基準なので、スキルLvやステータスの上昇具合を見て、獲得するスキルを決めましょう。
おすすめの獲得スキル5選
八方にらみ(レア)
効果:レース終盤に他のウマ娘が動揺する<作戦・差し>
ナイスネイチャの覚醒Lv5で解放されるレアデバフスキルです。
スキル「鋭い眼光」の上位互換スキルで、現在実装されているサポートカードからは入手不可能なので、ナイスネイチャ限定のスキルとなっています。
差し専用のスキルで、終盤以降順位が半分以下の時にしか発動しませんが、持久力減少の効果はかなり珍しく、相手のスタミナ計算を狂わせることができます。
ナイスネイチャをデバフ役として育成したい場合は、出来るだけ獲得しておきたいスキルです。
覚醒Lv5でしか解放できないスキルなので、マニーや素材に余裕がない場合は初期スキルの「鋭い眼光」だけ獲得しましょう。
迅速果断(レア)
効果:レース中盤で速度が上がる
スキル「位置取り押し上げ」の上位互換スキルで、差し専用の速度上昇スキルです。
発動条件に縛りがなく、差しウマ娘であれば誰につけても一定以上の活躍をする優秀なスキルとなっています。
サポートカード「タマモクロス(SSR)」のイベントでのみヒントを入手可能。
小休憩
効果:レース終盤に持久力がわずかに回復する<作戦・逃げ>
こちらも「八方にらみ」と同じく、ナイスネイチャの覚醒Lv4で解放されるスキルで、レース終盤に持久力を回復してくれます。
発動範囲が終盤なので、持久力の減っていない序盤から発動して無駄に過剰回復してしまう心配がいりません。
作戦が差しであれば発動条件を満たせるので、他に回復スキルがない場合は獲得しておくと育成中レースでの勝率が安定します。
束縛
効果:レース終盤に後ろの方にいると前の速度をわずかに下げる<中距離>
自分の前にいる相手の速度を低下させるデバフスキルで、終盤に追い上げを開始したいナイスネイチャとは相性がいいです。
また、発動条件が緩いこともあり、中距離・差しもしくは追込のウマ娘であれば採用することができます。
このスキルも、ナイスネイチャをチーム競技場でデバフ撒き要員として運用するなら覚えさせておきましょう。
サポートカード「グラスワンダー(SSR,R)」、「サトノダイヤモンド(SSR,R)」などからヒントを入手可能。
差し切り体勢
効果:レース終盤で加速力がわずかに上がる<作戦・差し>
差し専用の加速力上昇スキルで、レース終盤に発動するためこのスキルで追い上げを図り、ナイスネイチャの固有スキルに繋げることができます。
作戦が差しであること以外に発動条件がないので、汎用性が高く優秀なスキルです。
加速力上昇は速度上昇と違いスピードが速くなるわけではないのですが、パワーが上がりトップスピードに達する時間が短くなります。
加速力上昇は貴重なので、1つは獲得しておくといいです。
サポートカード「ウイニングチケット(SSR,R)」、「ウオッカ(SSR,R)」などからヒントを入手可能。
相性の良いサポートカード5選
タマモクロス(SSR)
スタミナタイプのSSRサポートカードで、ナイスネイチャと相性のいい差し向けのスキルを多く所持しています。
「十万バリキ」や「イナズマステップ」といった中距離・差しスキルと、「差し焦り」と「差し駆け引き」のデバフスキルを獲得できるのでバランスがいいです。
また、おすすめの獲得スキルで紹介した「迅速果断」もイベントで獲得できるので、持っていたらぜひデッキに編成しましょう。
サポート効果で「スタミナボーナス」と「初期スタミナアップ」を所持しているため、中距離でナイスネイチャを運用するならこのカード1枚で十分です。
ウイニングチケット(SSR)
パワータイプのSSRカードで、ストーリー3章のクリア報酬です。
サークルポイントで上限解放を進めることができるので、時間をかければ誰でも完凸できる点が強力です。
汎用性が高い「末脚」の上位互換スキル「全身全霊」を確定で入手でき、友情トレーニングの効果が高いので、デッキに編成しておくといいでしょう。
また、差し専用のスキル「位置取り押し上げ」や「差し切り体勢」のヒントも所持しているので、ナイスネイチャとの相性が良く、入手難易度の低さも考えると優秀なカードです。
エイシンフラッシュ(SR)
入手難易度が低いSRカードかつ、差しウマ娘向けのヒントを多数所持している点が魅力のスピードタイプサポートです。
やる気上昇・体力最大値上昇イベントが1つ、体力回復イベントが3つと優秀なイベント揃いで、どんな育成ウマ娘の編成にも無理なく加えられます。
特にナイスネイチャを育成する場合は「差し直線◯」、「差しコーナー◯」、「がんばり屋」など差しスキルのヒントが腐らないので安心してヒントを追うことができます。
欠点としてはデバフスキルは所持していないので、ナイスネイチャをデバフ特化で育成する場合には編成に入れづらい点です。
桐生院葵(SR)
現在2枚しか実装されていない友人タイプのサポートカードで、たづなと同じくトレーニングの失敗率と体力消費を抑えることができます。
チュートリアルで1枚もらえるので、全てのトレーナーが所持しています。
成功判定のあるイベントを所持しており、成功した場合は大量のスキルポイントとスキルのヒントを得ることができます。
体力回復よりもスキルポイントが欲しい際に採用すると役割を果たしてくれます。
また、イベントで「追込ためらい」と「逃げけん制」のデバフスキルを獲得できるので、ナイスネイチャとの相性がいいです。
シンボリルドルフ(R)
固有ボーナスのつかないRサポートカードですが、上限解放の難易度とLv上げのコストが低く、かなりコスパがいい賢さタイプのサポートです。
おすすめする理由としては、合計5つものデバフスキルを所持している点で、シンボリルドルフを編成するだけで「◯◯けん制」系のスキルを全て獲得することができます。
他にこの数のデバフスキルを持っているサポートカードはないので、ナイスネイチャをデバフに特化させるなら、ぜひ編成しておきたいカードとなっています。
しかし、「ヒントLvアップ」のサポート効果は所持していないので、スキルを獲得する際は「桐生院葵」を編成するか、多くのレースに出走してスキルPtを貯めておきましょう。
まとめ
ナイスネイチャは差しという作戦の性質上、序盤のレースに勝ちづらいウマ娘です。
パワーに成長率があるため、差しに必要なパワーはトレーニングをしていれば自然と上がりますが、スタミナには成長率がないため、序盤からしっかりと上げておきましょう。
最も難易度が高いレースがクラシック級(2年目)の「菊花賞」なので、そこまでにスピード・スタミナ・パワーをバランスよく上げて、レースに備えましょう。
チーム競技場だけでなく、対人イベントでもデバフスキルは有効なので、デバフ特化で1人育成しておくと重宝するかと思います。